サブドメインから配信する理由
Benchmark Emailでは、配信者様のメインドメインの評価を守り、より安心してメールマーケティングを行えるように、サブドメインを用いた配信を採用しています。
サブドメインとは
サブドメインとは、ルートドメインの前に付ける接頭語で、独立した機能や用途ごとにドメインを分けて運用するために使用されます。
サブドメインは、sub.yourcompany.comの例のsubのように、メインドメインの前に表示されます。

サブドメインは、ブログやヘルプセンター、製品サイト、メールマーケティングなどでよく使われます。
用途ごとに機能を分けることで管理がしやすくなり、特にマーケティングメールとトランザクションメールを分ける等すると、ドメインの評価を保つのにも効果的です。
サイトで使われるサブドメインの例:
blog.yourcompany.com → 会社ブログ
support.yourcompany.com → サポートセンター
email.yourcompany.com → メールマーケティングまたはトラッキングリンク
app.yourcompany.com → ウェブアプリまたは会員用ページ
メールで使われるサブドメインの例:
サブドメインの名称は自由で決まりはありませんが、マーケティング目的でよく使われるサブドメインはこちらです。
- info
- news
- updates
- newsletter
- mkt
例:news.mysite.com や mail.mysite.com など
サブドメインを使用する利点
メインドメインの評価保護
メールマーケティングではエラーや配信停止、迷惑メールの苦情が発生することがあります。
メインドメインからメール送信するとドメイン全体の評価に悪影響を与え、領収書やログインリンクなどの重要な取引メールの配信にも支障が出る可能性があります。
メール到達率の向上
専用のサブドメインを使うことでGmailやYahoo、その他ISPなどの受信プロバイダーとの信頼関係が築けます。
送信元としての評価が強化され、メールが受信ボックスに届きやすくなります。
免責事項:サブドメインは受信ボックスへの100%の到達を保証するものではありません。サブドメインの設定はメールを確実に届けるためにできる対策のひとつです。
ブランドを整理・統一する仕組み
サブドメインを使うことでメインドメインに対して用途別の機能を分けて運用できます。
例えばブログには blog.yourdomain.com、オンラインストアには shop.yourdomain.com や store.yourdomain.com のように設定できます。
「shop」や「store」は、ECサイトでよく使われる一般的なサブドメイン名です。
また、メールマーケティング用には email.yourdomain.com のほか、mail、updates、news、info などもよく使われます。
✅ まとめ
メール専用のサブドメインを使うことでメインドメインの評価を守り、到達率を高めながらサブドメインとしての信頼も築くことができます。
よくあるご質問と回答
サブドメインはどこで作成できますか?
サブドメインは、ご利用のドメインホストのアカウント内で作成できます。
Benchmark Emailでご利用するためには、まずBenchmark Emailのドメイン認証機能からお手続きを始めてください。
設定の流れで、ドメインホスト側のDNS設定に追加するためのサブドメイン用レコードが生成されます。
サブドメインの認証方法:Benchmark Emailアカウント内で発行されたレコードを、ドメインホスト側のDNS設定に追加することでサブドメインの認証が完了します。
サブドメインを使用することで、メインドメインの保護につながるのは何故ですか?
メールマーケティングでは、エラーや配信停止、迷惑メールの苦情が発生することがあります。
メインドメインから送信していると、そうしたネガティブな反応がドメイン全体の評価に影響し重要な取引メールの配信にも悪影響を及ぼす可能性があります。
複数のサブドメインを作成できますか?
可能です。複数のサブドメインを作成できます。
ただし、同じサブドメイン名を重複して追加することはできません。重複するとメールの配信失敗やスパム判定の原因になる可能性があります。