Benchmark Email公式Claudeスキルの使い方

Benchmark Emailが提供する公式Claudeスキルを使えば、作りたいメールの内容を伝えるだけで、メール配信に適したHTMLをClaudeが作成してくれます。完成したHTMLはBenchmark EmailのHTMLコードエディタに貼り付けるだけで、そのまま配信できます。


Claudeスキルとは

Claudeスキルとは、特定の作業のための指示やルールをひとまとめにしたもので、Claude(Anthropic社のAIアシスタント)に追加して使う拡張機能です。追加しておくと、Claudeは必要な場面でそのスキルを呼び出して作業します。

Benchmark Emailが提供するのは、HTMLメール作成に特化したスキルです。メールならではのルールをClaudeに組み込むことで、受信トレイで表示が崩れにくいHTMLを作成できるようにします。

Webページとメールでは、HTMLの作り方が大きく異なります。メールソフトごとに表示のされ方が違うため、Webページと同じ感覚で作ると、レイアウトが崩れることがあります。このスキルは、そうしたメール特有の事情を踏まえてHTMLを作成します。



Benchmark Email公式Claudeスキルの使い方


ステップ1:スキルをダウンロードする

Benchmark Emailの「HTMLメール作成用プロンプト」ページにアクセスし、スキルのダウンロードボタンをクリックします。GitHubのページに移動しますので、スキルのリンクをクリックして、ファイルをパソコンにダウンロードします。


ステップ2:Claudeにスキルをアップロードする

ご自身のClaudeアカウントを開きます(デスクトップアプリ・Web版のどちらでも構いません)。「設定 > スキル」からスキルのアップロードを選び、先ほどダウンロードしたファイルをドラッグ&ドロップします。インストールが完了すると、スキル一覧にBenchmark EmailのHTMLメール作成スキルが表示されます。

この作業は最初の一度だけで、以降は必要なときにいつでもスキルを使えます。



ステップ3:Claudeで新しいチャットを開き、メールの概要を伝える

Claudeで新しい会話を始め、「Benchmark Emailのメールスキルを使って新しいHTMLメールを作成して」と依頼したうえで、ブリーフを貼り付けます。入力内容が充実しているほど仕上がりも良くなるので、できるだけ詳しく伝えましょう。

  • メールの目的:キャンペーン告知、メルマガ、新商品のお知らせ、ウェルカムメールなど
  • 具体的な内容:オファーや企画、伝えたいストーリーに加え、入れたいリンク・QRコード・画像
  • ブランド情報:ブランドカラー(カラーコードでの指定を推奨)、フォント、ロゴの場所(ファイルのリンクまたは自社サイト)
  • 必要なセクションと並び順:Claudeにレイアウトを提案してもらうことも可能です

Claudeアカウントにブランドガイドラインやロゴファイルを登録済みの場合は、それを参照するようブリーフで指定することもできます。

プロンプト例:

「Benchmark Emailのメールスキルを使って、新しいHTMLメールを作成してください。ブリーフ:地域のコーヒーショップとして、『Love Your Neighbor(ご近所応援)』ラテ企画を告知します。ラテが1杯売れるごとに、売上の一部を地元のNPOに寄付する企画です。ブランドカラー(#4A2C2A と #F5E6D3)を使い、ロゴは[サイトURL]から取得し、[URL]へのCTAボタン(行動を促すボタン)と、[ページURL]のQRコードを入れてください。文章は温かく、地域とのつながりを感じられるトーンでお願いします。」

指定したページやファイルへのアクセス許可をClaudeが求めることがあります。必要な情報を取り込めるよう、許可してください。



ステップ4:BenchmarkでカスタムHTMLエディタを開く

Claudeが作成している間に、Benchmark側の準備をしておきましょう。Benchmark Emailのアカウントで「メール > 新規メール作成」に進み、「カスタムHTML」を選択します。次の2つの方法から選べます。

  • ゼロから作成:エディタに直接HTMLを書く、または貼り付ける
  • ファイルをアップロード:AIアシスタントからHTMLファイルを受け取った場合は、ここにドロップする

ステップ5:Claudeで確認・修正する

作成が終わると、Claudeからコピーできる形式のHTML、ダウンロード用のファイル、またはその両方が提供されます。プレビューを見て、次の点を確認しましょう。

  • 構成はブリーフどおりになっているか
  • 色・リンク・画像は正しいか
  • CTAは目立っているか

Claudeのプレビューでロゴが崩れて見えても、心配いりません。Benchmarkのエディタに取り込むと、正しく表示されることがほとんどです。

修正したい点があれば、同じ会話のままClaudeに伝えるだけでOKです。最初からやり直す必要はありません。

  • 「見出しのフォントサイズを32pxにして」
  • 「ボタンの角の丸みを6pxにして」
  • 「メイン画像の下に、左に画像・右にテキストの2カラムセクションを追加して」
  • 「フッターは配信停止リンクと会社住所だけのシンプルな形にして」

「このメールの件名案を3つ出して」のように、文章作成を手伝ってもらうこともできます。


ステップ6:Benchmarkに貼り付けて、差し込みタグを追加する

完成したHTMLをコピーしてHTMLコードエディタに貼り付けるか、ファイルをアップロードします。

次に、差し込みが必要な方は、差し込みボタンをクリックしてタグを追加します。差し込みタグはアカウントごとに異なるため、スキル側では自動で入れられません。


ステップ7:チェックリストを確認して配信する

「保存して次へ」をクリックし、通常のメール作成と同じチェックリストを進めます。配信先リストの選択、件名とプレビューテキストの入力、差出人情報の設定を行いましょう。自分宛てにテストメールを送り、Gmail、Outlook、スマートフォンで表示を確認したら、配信の準備は完了です。



より良い結果を得るためのコツ

  • 情報は多いほど良い: スキルは詳しいブリーフがあるほど力を発揮します。オファーの具体的な内容、リンクや画像、ブランドのルールを共有し、Claudeに推測させないようにしましょう。
  • ブランドは具体的に指定する:「青」と言っても、人によってイメージする色は異なります。#0033CCのようなカラーコードで指定すれば、Claudeが正確に判断でき、一度目から理想に近い仕上がりになります。
  • 画像の参照先を教える: 自社サイトやランディングページのリンクを渡せば、Claudeがロゴや画像、企画の詳細を直接取り込めます。
  • 初稿だけでなく、バリエーション作りにも使う:使えるメールができたら、CTAの色違い、短縮版、メイン画像なし版など、A/Bテスト用のパターンもClaudeに作ってもらいましょう。
  • 表示がおかしいときは原因を聞く: 意図どおりに表示されないセクションがあれば、該当部分をClaudeに貼り付け、「このセクションがOutlookで中央揃えになりません。原因と直し方を教えてください」と聞いてみましょう。

よくある質問

Q. ClaudeスキルはBenchmark Emailに組み込まれていますか?

いいえ。スキルはご自身のClaudeアカウントに追加して使います。Benchmarkの「HTMLメール作成用プロンプト」ページ(スキル本体はGitHubで公開)からダウンロードし、Claudeの「設定 > スキル」でアップロードして、Claude上で使用します。完成したHTMLは、BenchmarkのカスタムHTMLエディタに貼り付けるかアップロードしてください。

Q. 利用にはClaudeのアカウントが必要ですか?

はい。スキルはClaude上で動作するため、Claudeのアカウント(デスクトップアプリまたはWeb版)が必要です。別のAIアシスタントをお使いの場合は、HTML Email Agentページに、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Copilotなどで使えるプロンプトも用意されています。

Q. GitHubの使い方を知っている必要はありますか?

いいえ。GitHubはスキルのファイルが保管されている場所にすぎません。スキルのリンクをクリックすれば、ファイルがパソコンにダウンロードされます。GitHubで必要な操作はそれだけです。

Q. Claudeスキルでメールの文章も作れますか?

はい。本文、CTAの文言、件名案なども、同じ会話の中で作成を依頼できます。ブリーフに重要な情報や伝えたいメッセージを含めておくと、より良い結果が得られます。

Q. なぜ差し込みタグは自分で追加する必要があるのですか?

差し込みタグはBenchmarkのアカウントごとに異なるため、スキル側で正しいタグを自動挿入できません。HTMLをBenchmarkのエディタに貼り付けた後、「名前」などのタグを挿入し、代替値を設定してください。

Q. 手持ちのHTMLテンプレートを使いたい場合は?

既存のHTMLをClaudeに貼り付けて、修正を依頼できます。セクションの追加、配色の変更、表示崩れの修正などが可能です。

Q. 生成されたHTMLは、すべてのメールソフトで正しく表示されますか?

スキルは、受信トレイで崩れにくいメール向けのHTMLを作成します。それでも、リスト全体に配信する前に、テストメールを送ってGmail、Outlook、Apple Mailで表示を確認することをおすすめします。

Q. この方法に向いているのは、どんなメールですか?

ブランドの世界観を反映した独自のレイアウトにしたいメール全般です。たとえば、キャンペーン告知、新商品のお知らせ、企画・イベントの告知、季節のキャンペーン、画像とテキストを組み合わせたメルマガなどに向いています。